ある日、家について車を停めて鍵を抜こうとしたらなぜか抜けない!
これは困りますね。
というわけで今回は車の鍵が抜けない、回らないときの原因と対処法を解説したいと思います。
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カチャ
カチャカチャ
ああああああああああ鍵が抜けない!!
どうしよ・・・
よし、老師に連絡だ!
プルルルルッ
カチャ
もしもしやべくん?
老師! ねー聞いて! 車の鍵が抜けないんだけどどうすればいい?
そうだねー。いろいろ原因が考えられるからねー。
というわけで今回は車の鍵が抜けないときの対処法を解説します!
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車の鍵が抜けないときの原因と対処法
AT車ならシフトレバーが原因
AT車は安全のためにシフトレバーがP(パーキング)以外に入ってると鍵が抜けない仕組みになってます。
この機能を「キーインターロック」と言います。
仮に「P」に入ってたとしても微妙にズレてたり、タイミングに問題があったりすると抜けないことがあります。
一度ブレーキを踏みながらシフトレバーを動かしてPに入れ直してみてください。
たいていのケースはこれで解決するはずです。
トラックや大型車ならボタンを押す
トラックや大型車に多いですが、一部の車にはキーを抜くためのボタンが設定されています。
このタイプの車だとボタンを押しながらでないと鍵が抜けない仕組みです。
そのボタンはたいていはキーの差し口周辺にあるのでないか探してみてください。
あった場合はそれを押しながら回して抜いて下さい。
ハンドルロック
ハンドルロックがかかったときのハンドルの左右の位置によってキーが抜けなくなることがあります。
この場合、ハンドルロックを解除すれば回るようになります。
ハンドルを右か左に回しながら抜けるか試してみてください。
ハンドルとキーを同時に回すのがポイントです。
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鍵が回らない原因は?
車の鍵は回さないと抜けません。
鍵を差すときに鍵を回してエンジンをかけたと思います。
で、鍵がエンジンのところに入ってる(=イグニッションON)状態で抜こうとしても抜けません。
逆にエンジンONのまま鍵が抜けちゃつたら大変なことになりますからね。
鍵は必ず回してエンジンを切ってから抜きます。
しかしそもそも鍵が回らなくなることもあります。
鍵を押し込んでない
この場合、鍵をきちんと押し込んでないことがよくある原因です。
大体の乗用車はキーを奥に押し込みながら回す仕組みです。
しかしその押し込む強さが車によって微妙に違うのでレンタカーなどだと勝手が違うかもしれません。
乗り馴れてない車に乗るときは鍵を押し込む強さを調整してみてください。
キーシリンダーの故障の可能性もある
AT車の場合、鍵が抜けない原因はシフトがPに入ってないことでした。
もし仮にシフトがPに入ってたとしても、シフトがPW入ってることが車に認識されてないとしたら…。
この場合も鍵は抜けません。
シフトとキーシリンダーはワイヤーかソレノイドで繋がってますが、この部分に異常が出て鍵が抜けなくなることがあります。
ちなみにこのシフトがPに入ってることを認識できない場合、鍵が抜けないというより鍵がロックのところまで回りません。
なので回らなくて抜けない場合は故障を疑ってください。
また、それ以外にキーシリンダー本体が故障していることも考えられます。
これらの車が故障しているケースは素人では確認できないので業者に診てもらうしかありません。
そのままディーラーに行くかJAFを呼びましょう。
基本JAFでは応急処置しかできないので修理まで対応してくれるディーラーがベターです。
鍵が劣化している
車の鍵は金属です。
キーを何度も鍵穴に抜き差ししているとすり減ってしまい、回りにくくなってしまうことがあります。
この場合はある日いきなり回らなくなるということはなく、使用しているうちにだんだん回りにくくなっていくものです。
回りにくくなると無理やり回そうとして鍵がさらに劣化して余計に回りにくくなってしまったりします。
スペアキーでも試してみて簡単に回るようなら100%鍵の摩耗が原因とわかります。
その場合、鍵を交換する、もしくはスペアキーをメインに使うことで解決します。
スペアキーがなくても徐々に回りにくくなっていったような場合は鍵の摩耗が原因の可能性が高いです。
この場合は鍵を交換した方がいいでしょう。
鍵の交換もディーラーでやるのがベストです。
ちなみに、車の鍵の交換費用が高いからといって、すり減ったキーをずっと使い続けることはオススメしません。
なぜなら、回りにくい鍵を無理やり回すことを繰り返すことで鍵穴(キーシリンダー)の方がおかしくなってしまう可能性があるからです。
そうなると鍵の交換費用以上の修理代金がかかってしまいます。
そんなことにならないためにも、鍵が回りにくくなってきたら早めに鍵を交換することをオススメします。
潤滑油を使えば多少はごまかせる
とはいえどうせあと1~2年したら新車に切り替える人なんかだと鍵を交換するのはもったいないと思う人もいると思います。
そういう人に試して欲しいのは潤滑油です。
ホームセンターやカーショップなどで潤滑油を買って鍵に塗ってみてください。
多少は回りやすくなると思います。
少しの期間ごまかしたいだけなら潤滑油で乗り切れることも多いです。
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車の鍵は簡単に抜けると困るもの
そもそも車の鍵は簡単に抜けては困るものです。
なぜなら、先ほども述べましたが、エンジンONの状態で鍵が抜けると困るからです。
仮にエンジンがかかったまま鍵が抜けてしまった場合、エンストするまでエンジンを切れなくなります。
これは怖いですね。
ただこの場合はブレーキをかけて車を安全なところに停めれば事故は避けれるでしょう。
最悪なのは鍵が抜けたときにハンドルロックがかかってしまうことです。
もしかかってしまうとハンドルが効かない状態でエンジンを停められなくなるため、安全な場所に車を停めようにもコントロールが効かないのでできません。
この場合ただまっすぐ走ってブレーキを踏むことしかできません。
最悪道路のど真ん中で停まって事故を招きます。
こういうことが起こりうるので車の鍵は簡単には抜けないようにできているのです。
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まとめ
以上まとめると車の鍵が抜けない原因は
- AT車ならシフトがPに入ってない
- ハンドルロックがかかってる
- キーシリンダーの故障
- 鍵の摩耗による劣化
でした。
1か2なら自力で対処できます。
3か4ならディーラーに行きましょう。
以上、車の鍵が抜けなくなると焦りますが、冷静に対処してください。
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