ライトや車内灯を点けっぱなしにしていたらバッテリーが上がってしまった。

車を持ってる方なら一度や二度は犯してしまうケアレスミス。

そんなときJAFに入って入れば無料で対応してくれますが、非会員の場合、料金が高いです。

ちなみに昔はその場でJAFに入会してサービスを受けれましたがいまは無理。

JAF非会員は当日入会でもロードサービスを無料で受けれるのか?

というわけでこの記事では、JAF非会員がバッテリー上がりをどう対処すべきなのかについて解説します。

スポンサーリンク

やべくんやべくん

やべー! ライトつけっぱだった!!

やべくんやべくん

エンジンかかるかな・・・カチャ

やべくんやべくん

・・・

やべくんやべくん

カチャ

やべくんやべくん

・・・

やべくんやべくん

オワタ( ゚Д゚)

やべ老師やべ老師

やべくん・・・やっちゃったみたいだね。

やべくんやべくん

うぅ・・・たすけて老師!

やべ老師やべ老師

JAF入ってないの?

やべくんやべくん

入ってないよ。どうすればいい?

やべ老師やべ老師

オッケー。説明する。

やべ老師やべ老師

では今回はJAF非会員がバッテリー上がりを起こしちゃったときの対処法を解説します!

スポンサーリンク

バッテリー上がりのJAF非会員の料金は高い

高い

まずはJAF非会員がバッテリー上がりでJAFを呼ぶといくらかかるのか見てみましょう。

昼間料金(8:00~20:00)

内訳 料金
基本料 8,230円
作業量 4,650円
合計 12,880円

 

夜間料金(20:00~8:00)

内訳 料金
基本料 10,290円
作業量 4,650円
合計 14,940円

 

別途実費(バッテリー交換した場合)と救援出勤する車両の高速料金がかかる。

最低でも昼間で1.3万、夜で1.5万となかなかお高い料金がかかります。

できればこの金額は払いたくないですね。

ちなみにですがここでついでだからとJAFに入会しようとするとします。

すると入会金2000円 + 年会費6000円で合計8000円かかります。

バッテリー上がり出動で1.5万くらいに加えて、JAF入会で8000円、合計2~2.5万。

高いですね・・・。

一度入会してしまえば年額4000円でJAF呼び放題になります。

が、最初にかかる料金の高さを考えるときついです。

スポンサーリンク

JAF以外のバッテリー上がりの対処法

point

ではJAFを呼ぶ以外で、バッテリー上がりの対処法を考えていきましょう。

1. 任意保険のロードサービスを利用する

自動車の任意保険に入ってる場合、たいていは無料のロードサービスがついてます。

バッテリー上がりはJAFと同じで無料で対応してくれるところが多いです。

JAFの年会費が毎年4000円かかることを考えると、ロードサービスつきの任意保険に入る方が経済的と言えるでしょう。

ただし、その時点で保険に入っていないなら使えません。

またJAFと比べると保険が人にかかるか、車にかかるか、また回数制限の有無、呼んだときの出動のスピードなどに違いがあり、その点でJAFは任意保険のサービスより優秀です。

こちらの記事にJAFと任意保険のロードサービスの違いをまとめてます。

JAF非会員は当日入会でもロードサービスを無料で受けれるのか?

2. 誰かに助けてもらう

助けを呼ぶ

もし助けてくれる車持ちの知り合いが近くにいて、かつブースターケーブルがあるなら「ジャンピングスタート」という方法で助けてもらうことができます。

ブースターケーブルは赤と黒のケーブルです。

ブースターケーブル

助けが呼べない場合やブースターケーブルがない場合はここは飛ばしてください。

ちなみにもし田舎なら知らない人に声をかけて助けてもらうのも全然ありですね。

私が子供のときうちの親もスケート場でバッテリー上がり起こして近くにいた車に助けてもらってました。

で、肝心のやり方ですが、ある程度年配の人で車を持ってる人ならジャンピングスタートのやり方を知ってる可能性が高く、話が早いです。

ここでは知らない人のためにジャンピングスタートのやり方を説明します。

ジャンピングスタートのやり方

1. 準備

最初に故障車と救援車のボンネット同士を近づけて停車させ、両車のボンネットを開けます。

そして故障車はエンジンを落とし、全ての電気装置の電源を切ってください。

※もし電気がついたままジャンピングスタートを行うと車が故障する恐れがあります。

2. ブースターケーブルをつなぐ

次にブースターケーブルを使って故障車と救援車をつなぎます。

ブースターケーブルをつなぐ順番

  1. 赤いケーブルの片側を故障者のバッテリーのプラス端子につなぐ
  2. 赤いケーブルのもう片側を救援車のバッテリーのプラス端子につなぐ
  3. 黒いケーブルの片側を救援車のバッテリーのマイナス端子につなぐ
  4. 黒いケーブルのもう片側を故障車のバッテリーから離れたボディの金属部分につなぐ(金属の露出部分が少ない場合は最悪マイナス端子でもいい)

最低限プラス(赤)が先、プラス同士、マイナス同士をつなぐ、最後は故障者のマイナス側、と覚えておけばいいです。

ブースターケーブル接続時の注意!

実は車のブースターケーブルの接続には危険が伴います。

危険な部分

  • 間違えてプラス端子とマイナス端子をつないでしまった場合
  • これをやるとプラス端子からマイナス端子へ大きな電流が流れ、車が故障する原因になります。

  • 最後に黒ケーブルを故障車のマイナス端子に直接接続した場合
  • これはそこまで大きな危険があるわけではありません。
    (昔はマイナス端子同士をつなぐのが普通だった)

ケーブルをつなぐ手順の最後に黒ケーブルを故障車のマイナス端子に直接接続すると電気が流れるため、火花が飛びます。

この火花がバッテリーから発生する水素ガスに引火して爆発する可能性があるため、バッテリーから離れたボディの金属部分に接続することが推奨されてるのです。

しかしこの爆発が起きる可能性はものすごく低いです。

とはいえ、万が一爆発した場合に、バッテリー内の希硫酸が飛び散り、それが顔などにかかると傷跡が残る危険性があります。最悪の場合は目にかかって失明。(すぐに洗い流せば大丈夫だけど近くに水道がないと危険)

なので安全のため、最後は車のバッテリーから離れたボディの金属部分につなぐようにしましょうということになってます。

ただし、金属部分の露出が少ない車の場合はマイナス端子につなぐケースもあり、絶対にマイナス端子につないではいけない、というわけではありません。(ただし直接マイナス端子につなぐ場合は説明書を読むことを推奨します)

その方が少しばかり安全になるというだけです。

3. 救援車のエンジンをかけて故障車を充電する

ブースターケーブルがつながったら、車のエンジンをかけます。

すると故障車のバッテリーが充電されるので、そのまましばらく(1分程度)待ちましょう。

4. 故障車のエンジンをかける

少し経ったら故障者のエンジンがかかるか試しましょう。

エンジンがかかったらジャンピングスタート成功です。

故障車のエンジンがかかったら、救援車のエンジンを止めブースターケーブルを外します。

5. ブースターケーブルを取り外す

ブースターケーブルはつないだときとは逆の順番で取り外す必要があります。

ブースターケーブルを取り外す順番

  1. 故障車から黒いケーブルを外す
  2. 救援車から黒いケーブルを外す
  3. 救援車から赤いケーブルを外す
  4. 故障車から赤いケーブルを外す

つけるときは赤から、外すときは黒から、順番は外したときと逆、と覚えておきましょう。

以上でジャンピングスタートによるバッテリーの充電は完了です。

参考までにJAFが解説している動画を載せておきます。

JAFが教えるシャンピングスタート

スポンサーリンク

3. ジャンピングスターターを使う

上記のジャンピングスタートは誰か協力してくれる人(車)がないとできません。

しかしある道具があれば単独でもできます。

その道具が「ジャンピングスターター」です!

ジャンピングスターターというもは要するに救援車の代わりにバッテリーの上がった車を充電してくれる携帯型急速バッテリー充電装置のことです。

これがあれば一人でもバッテリー上がりを直すことができます。

ジャンピングスターターの使い方

1. 故障車の電源を切る

ジャンピングスターターのときと同様、突然電気が流れないよう、故障車の電気装置の電源は全て切っておきます。

2. ジャンピングスターターの付属ケーブルを車のバッテリー端子につなぐ

バッテリーの上がった車のボンネットを開け、ジャンピングスターターの付属ケーブルをバッテリー端子につないでください。

最初に赤いケーブルをプラス端子に。

次に黒いケーブルをエンジンの金属部分につなぎます。(金属部分の露出が少なければマイナス端子)

ちなみにジャンプスターターは安全装置がついていて順番やプラスマイナスを間違えても大丈夫なものが多いです。

素人でも安心ですね。

3. ケーブルをジャンピングスターター本体につなぐ

次にケーブルをジャンピングスターター本体につないでください。

これですぐに充電されます。

ジャンピングスターターの性能にもよりますが、小型のものでも高い電流を出力するため、接続後すぐにエンジンをかけれます。

4. エンジンがかかったらケーブルのクリップを外す

無事にエンジンがかかったらケーブルを車側から外して完了です。

ちなみにジャンピングスターターにはUSB端子もあり、スマホなども充電できるので便利です。

充電して何回も使えるのでかなり経済的です。

スポンサーリンク

ジャンピングスターターの価格と入手場所

気になるジャンピングスターターの値段ですが、安いもので5000円~、高いものだと10000円~20000円です。

買える場所はホームセンターかネット通販です。

ちなみにジャンピングスターターは高い電圧をかけることもあり、安いものだとすぐ壊れたり膨張したりで危険な製品もあります。

外国からの輸入品ということもありますし。

なので最低限

  • アマゾンで高評価を得ているか
  • 膨張とか壊れたとかのレビューがないか

などをチェックして選ぶといいですよ。

オススメはアマゾンで高評価を得ているこちら。

お値段が5,590円とお手軽な割に高性能でコスパがよく、アマゾンでも高評価を得ています。

ちなみにアマゾンはプライム会員(月400円)になればお急ぎ便が無料で利用でき、翌日には届きます。

JAFに入会してからJAFを呼ぶのもあり!

JAF

機械が苦手、車を自分でいじる自信がない場合、JAFを呼んで全部お任せしたいって人もいると思います。

そういう人は年会費4000円払ってでもJAFを利用する価値はあるでしよう。

JAFは一度入会してしまえばロードサービスを回数無制限で使えるので機械音痴な人には特に嬉しいサービスです。

また、バッテリー上がり以外にも鍵の閉じ込めやパンクのときも呼べるので便利です。

ただ、バッテリー上がりなどで呼んでついでに入会しようとすると高額な料金が発生してしまいます。

実はこのJAF非会員が無料でロードサービスを利用する方法はなくもないです。

こちらの記事を参考にしてみてください。

JAF非会員は当日入会でもロードサービスを無料で受けれるのか?

まとめ

以上、JAF非会員がバッテリー上がりを起こしてしまった場合の対処法について解説してきました。

一昔前まではバッテリーが上がったら救助してもらうしか対処法はありませんでしたが、今はジャンピングスターターで自力で対処する方法もあります。

便利な世の中になりましたね。

しかしバッテリーが上がってからでは遅いです。

今のうちに買っておいて、いざというときのために備えておくといいですよ。

また、バッテリー上がりを復旧したあとは充電が大事です。

充電しないとまたすぐに上がってしまいますからね。

バッテリー上がりを直したらまた上がった!? 復旧後の充電の仕方!

スポンサーリンク