やばい!ガソリンランプが点滅してる!
でもこれ点滅してから何キロ持つのでしょうか?
またもしガス欠したらどうすればいいのでしょうか?
今回はガソリンの給油ランプが点滅したときにあと何キロ走れるのか、ガス欠したときの対処法について解説します。
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やばい!
どうしたの?
ガソリンなくなりそう。
ありゃ給油ランプ点滅・・・してるのね。
うん。
これ次のSAまで持つかなー。
持つはずだよ。
そうなの?
うん。よし、説明しよう。
ってことで今回はガソリンの給油ランプが点滅してから走れる距離や、万が一ガス欠した時の対処法について解説します!
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ガソリンランプが点滅してから走れる距離は?
普通車のガソリンランプが点滅した時点から、ガス欠で停止するまでに走れる走行距離は車の燃費にもよりますが50km~100km程度です。
日本車の場合、たとえ高速道路のSA出発直後にガソリンランプが点灯したとしても次のSAにたどり着けるよう、残り10L程度でガソリンランプ(燃料警告灯)が点灯する仕様になってます。
サービスエリア間は長くても50km程度なので出発してからガソリンランプが点灯しても高速道路の途中でガス欠になることはほぼありません。
さすが日本車、という感じで、事故が起きないよう安全のために対策されてるんですね。
車種によってはガソリンタンク内の残りのガソリン量15Lで点灯するものもあれば、7Lで点灯するものもあります。
軽自動車は普通自動車と比べると燃料タンクが小さく、元々入るガソリンの量が少ないので少なめに設定されてることが多いですが、それでも5L~7Lは残っていて、最低50km程度は走れるようになってます。
平均として、普通自動車は10L前後、軽自動車は5~7Lが多いようです。
自分の車が正確にガソリンランプ点滅後に何キロ走れるかは
「車の燃費が何km/Lか」
「ガソリンメーターが残り何リットルでガソリンランプが点滅するか」
がわかれば計算できます。
例えば燃費が10km/Lの車で残り10Lでランプが点滅するなら100kmってことです。
車はガソリンランプが点滅してからも結構な距離を走行できるようにできてるんですね。
ただし外車の場合はそういう設定はされておらず、点灯したらすぐにガス欠するので外車の人はそもそもガソリンランプが点灯する前にガソリンを入れないとまずいです。
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ガス欠してしまったときの対処法
では実際にガス欠してしまったらどうすればいいのでしょうか?
対処法を解説します。
1. ハザードランプを点灯させる
ガス欠したときに一番怖いのは後ろの車が気づかずに衝突してくることです。
ただのガス欠で命まで奪われたら溜まったもんじゃないです…。
死にはしなくても車の修理代や相手の運転手との交渉に頭を悩ませるのもかなり面倒です。
ガス欠をガス欠だけで終わらせるためにも絶対にハザードランプを焚いて事故を防いでください。
2. 車を路肩に寄せる
ガス欠して車が止まりそうになったらすぐに車を路肩に寄せてください。
道路の真ん中で止まってしまうと交通の妨げとなり、大迷惑です。
最悪の場合道路交通法違反で罰金です(高速道路で止まった場合)
路肩に寄せるのが間に合わない!というときはギアをニュートラルにして人力で押して寄せるしかありません。
3. 近くにガソリンスタンドがないか探す
あった場合
ガソリンスタンドにはフルサービスとセルフサービスがありますが、できればフルを選んでください。
近くのガソリンスタンドに行ったら、携行缶を借りてガソリンを持ってきて入れます。
ちなみにガソリンスタンドに車なしで行っても携行缶があればガソリンが買えます。
ない場合は携行缶を貸してくれるところと貸してくれないところがあります。
貸してくれる場合は身分証のコピーと預かり金を取られてるのが普通です。
預かり金はガソリン補給した後行けば返してもらえます。
貸してくれる場合はかなり良心的なのでお礼を言って借りましょう。
フルサービスのガソリンスタンドなら貸してくれる可能性が高く、セルフだと低いです。
なかった場合
近くにガソリンスタンドがない場合はどうしようもないです。
助けを呼ぶしかありません。
JAF
JAFに加入してるなら迷わずJAFを呼びます。
加入してない場合は入会金+年会費+出張料+ガソリン代で2万円くらいかかります。
入会金2000円+年会費6000円さえ払って会員になればタダでサービスを受けれますが、初回は実費がかかってしまいます。
しかしJAFのロードサービスはパンクや鍵の閉じ込めなど、いろんな場面で回数無制限で使えるので入っておいて損はないでしょう。
任意保険のロードサービス
自動車保険付帯のロードサービスが使える可能性があります。
任意保険がガス欠に対応しているかどうか確認しましょう。
友達に頼む
近くに車を持っている友達が住んでいる場合は、代わりにガソリンを買って来てもらう、ということもできます。
ただし、先にも述べた通り、ガソリンスタンドがガソリンを買うために必要な携行缶を貸してくれるかどうかはわからないので結構めんどくさいお願いになります。
もし引き受けてくれる友達がいたらご飯くらいは奢ってきちんとお礼をしましょう。
ガス欠ギリギリは避けるべき
以上の説明でガソリンランプが点滅してから走れる距離がわかったと思います。
しかし、じゃあ100km走れるから90km先の目的地に行こう、という考えはやめた方がいいです。
ガソリンがなくなるギリギリまで少なくなるとエンジンがかからなくなります。
例えば信号待ちなどで停止したときにエンジンがかからず、信号の前で動けなくなって後ろの車にクラクションを鳴らされまくる、という恥ずかしい状況に陷ってしまいかねません。
また、ガス欠にまでは至らなくてもガソリンがほとんどない状態で走ることはエンジンや燃料ポンプにダメージを与え、車に負担をかけます。
ガソリンは必ずしもゼロになるまで走れるわけではないということを覚えておきましょう。
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ガス欠の予兆は?
ガス欠の予兆はまずはガソリンランプが点滅することからスタートします。
もちろんまだ走れますが。
そこからガソリンが少なくなってくるとだんだん走行中にアクセルの効きが悪くなって行き、最終的に踏んでも加速しなくなります。
そのまま動きが悪くなって行き、スピードが落ちて最終的には停止してしまいます。
ガス欠の予兆が来たら車を左右に揺らしてあげると少し持ちます。
理由は左右にゆらすことで底に溜まったガソリンを有効に使えるためです。
それでも予兆が現れてから1kmも走れればいい方です。
やばいなと思ったらすぐに車を路肩に寄せて停車させ、JAFなどの救援サービスを呼ぶか友達にガソリンを持ってきてもらいましょう。
ガソリンは常に満タンの補給or少しずつ補給どっちがいい?
ガソリンランプが点滅するまで放っておく人、ガス欠になる人の中にはガソリンを満タンまで入れず、半分程度にする人もいるかもしれません。
要するに常に満タンに人れるのと半分程度に入れるのかって話なんですが、実は常に満タン補給の方がお得です。
理由は2つあります。
1つ目は燃料指定より満タンの方がガソリンを多く入れてもらえること。
燃料指定、つまり千円とか、2千円とかで入れるよりも、満タンで入れた方が金額当たりの入れてもらえるガソリン量が多くなります。
なので長期的に見て容量指定してる人はかなり損することになります。
しかしよく言われるのがガソリンをあえて満タソにしない方が、車が軽くなるから燃費が良くなり、ガソリン代を節約できるということです。
実はこれは嘘です。
ガソリンを満タンにせずに半分だけ入れるとしても、その量はせいぜい50kg~60kg程度。
大人一人分程度の重さです。
車にとってこの重さによる燃費の違いはかなり微々たるものでしかなく、せいぜい百円~数百円レベル。
これよりもガソリンスタンドへ行く回数が減ることによりエンジン始動回数が減ることの方がガソリンの節約につながります。
エンジンをスタートさせるときが一番ガソリン使うので。
ってことでガソリンを入れるときは普段から小まめに少しずつ補給するのではなく、一気に満タンにするようにしましょう。
ガソリンスタンドに行く時間の節約にもなりますからね。
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まとめ
以上、ガソリンランプが点滅してから車が走れる距離に車の燃費とかガソリンランプが点滅し始めるときのガソリン残量の設定によって変わってくるということでした。
しかし大体50キロ~100キロくらいは走れるような設定になってることが多いです。
なのでガソリンランプがついたくらいで慌てるの要はありよせん。
しかしだからと言ってガソリン残量ギリギリで運転するとガス欠の恐れがあるので余裕は見ておくべきですね。
実際ガス欠した場合は近くにガソリンスタンドがあってうまくガソリンが買えればいいですが、買えるとは限らず、最悪の場合JAFなどを呼ぶことになって高額の救援要請代がかかってしまいますからね。
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