朝起きたら目が痛い!
やばい!コンタクトしたまま寝ちゃつた!
コンタクトの人なら誰でも一度くらいはやってしまうと思います。
そしてコンタクトをつけたまま寝てしまうと、コンタクトが乾いて目に張り付きます。
なので取りにくいんです。
この目に張り付いてしまったコンタクトを外す方法を紹介します!
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いてぇえええええええ!!!
どうしたのやべくん?
コンタクトつけたまま寝ちゃった!
あー。それはバカだね。
バカいうな! まぁバカだけど。 って目がいてぇえええええ!
まぁ痛いだろうね。自業自得だけど。
早く外さなきゃ。
いってら~
・・・・・
・・・
外れない~~~!
あー。張り付いちゃってる?
・・・うん。
しょうがないなー。 そういうときに外すコツなら教えてあげてもいいよ。
さすが老師! 教えて!
というわけで今回はコンタクトをつけたまま寝て、目に張り付いて取れなくなったときの対処法を解説します!
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コンタクトが目に張り付いて取れなくなったときの対処法
対処法は2つあります。
1. コンタクトが使い捨ての場合
- 洗面器、あるいは手のひらに水をくみ、目を浸してパチパチす
- 普通にコンタクトを外す
2. 外したコンタクトをその後も使う場合
- レンズ用の目薬を多めに差してパチパチする
- 普通にコンタクトを外す
コンタクトを水に晒すとアカウントアメーバなどの感染症になるリスクがあるため、水を使う場合はそのコンタクトは捨てた方がいいです。
1も2もやることは同じで乾いてしまったコンタクトに水分を与えて潤すこと。
要するにカピカピに乾いてしまったコンタクトレンズに水分を与えて潤わせて通常状態に戻してやることで普通に外れるようになります。
またパチパチしてるときに勝手に外れることもあります。
ただし、コンタクトレンズがまぶたの裏などに入り込んでしまっている場合、簡単には取れません。
コンタクトが目の裏に入ってしまったときの取り方についてはこちらの記事を参考にしてください。
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コンタクトをつけたまま寝るとどうなるのか?
次にコンタクトをつけたまま寝てしまったときに起きる目への影響について説明します。
1. コンタクトが目の裏に入り込んで取れなくなるリスク
まず先ほど説明したように寝てるときにコンタクトが目の中でズレてまぶたの裏などに入り込んでしまうことがあります。
そのコンタクトを取る方法はこちらの記事で解説してます。
目の裏に入ってしまったコンタクトレンズは一応、取れるっちゃ取れるんですが、自力で取れない場合もあります。
上まぶたの裏に入り込んでしまった場合
→上まぶたの裏はスペースが広いのでかなり奥まで行ってしまい、取るのが難しいです。
コンタクトが折れたり破れたりした場合
→破片が散ってしまうと取りにくくなります。
自力で取れなくなってしまった場合は眼科に行くしかありません。
2. 目が酸欠になり、細胞が減る
次に目が酸欠になること。
まず目の仕組みから説明します。
目の構造図
普通、体の細胞は血液から栄養を受け取ることにより、修復活動しています。
実際目の白目の部分には血管が通ってるので白目の細胞は血液を通して栄養を受け取っています。
しかし目の黒目の部分の角膜と呼ばれる部分には血管がありせん。
そのため、角膜の細胞は空気や涙から酸素を取り込む(呼吸する)ことで生きてます。
コンタクトはある程度酸素を透過(通す)するのでコンタクトレンズ装用時は角膜はレンズ越しに呼吸してます。
ただこのレンズ越しの意味ですが、別にレンズ表面からだけ呼吸してるわけじゃありません。
それだと寝るために目をつぶっただけで細胞死んじゃいますから。
実際寝てる時は起きてる時よりも目の細胞が修復します。
つまり目の細胞の呼吸は目の表面からだけのものではありません。
むしろ涙から酸素を受け取る割合の方が大きいのです。
目が涙から酸素を受け取る仕組みですが、レンズと角膜は直接くっついてるわけではなく、間に涙が入っています。
涙の中には酸素が入ってます。
そしてこの涙が瞬きの瞬間に入れ替わることにより、目に新鮮な酸素が行き渡ります。
しかし寝てるときは目は瞬きをしないため、目とコンタクトの間にある涙の交換が行われません。
そのため、寝てるときは目の角膜が酸素不足になるのです。
要するに、起きてる時であれば瞬きによる涙交換でレンズ越しでも呼吸ができる角膜が寝てるときは呼吸できないため、細胞が窒息して死んでしまうのです。
そしてこの角膜の細胞は一度死んだら復活しません。
そのため、角膜が酸素不足になる状況を繰り返すと、角膜の細胞が少なくなっていってしまいます。
角膜の細胞が減るとさまざまな目に症状が出てきます。
角膜の細胞が減ったときに起きる目の症状
- ドライアイ
- 黒目表面の傷
- 眼瞼下垂
- 瞼裂斑炎
- アレルギー性結膜炎
- 視力低下
最終的には失明の可能性もあります。
また角膜の細胞数が一定以上ないとレーシック手術や白内障などの手術が受けられなくなります。
そのため、将来的に失明するリスクが上がります。
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3. 目に傷がつく
次に目に傷がつく可能性です。
なぜコンタクトをつけたまま寝ると目に傷がつきやすくなるのかというと、要因は2つあります。
- 目が乾くこと
- 寝返りを打っこと
目が乾くとコンタクトと目の接触部分に潤いがなくなります。
するとコンタクトが目を傷つけやすくなります。
そこに便乗して目を傷つける原因になるのが寝返りです。
寝返りを打っと頭の体重が部分的にコンタクトをつけた目にかかったりします。
目が乾いた状態でそんなことをすると目を傷つけてしまう可能性が十分ありえます。
特にソフトコンタクトレンズを使っている場合、体重がかかったときにコンタクトが破れ、破片が目の中に散ってしまうことがあります。
そうなると大変で目が傷つく危険がありますし、その破片を取り出すのも大変です。
目は代謝が良いので傷は治るのが早いですが、頻繁に傷つけるのがよくないことは言うまでもありません。
以上、コンタクトを付けたまま寝ることにはさまざまな目への影響があることがわかりました。
今までうっかりやってしまっていた人はこれからは気を付けてくださいね。
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まとめ
以上、コンタクトをつけたまま寝て目に張り付いて取れなくなったときの対処法、コンタクトをつけたまま寝たときの目への影響について解説してきました。
目は人間の体の部位の中で非常に重要な部分です。
失ったら非常に困るものです。
コンタクトをつけたまま寝る行為は誰でもうっかりやってしまいがちですが、目へのリスクが大きいことを知ったあなたは絶対にやらないようにしましょう。
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