ポケットWiFiは携帯と同じくらいの大きさで持ち歩いて使うもの。
へまをすればなくしてしまう可能性は大いにあります。
しかし携帯と違って、ポケットWiFiはなくしたときの対処法があまり出回っていません。
出回ってる情報の多くは紛失の場合解約が必要で違約金がかかるというもの。
この解約の違約金、払わずに済む方法はないのでしょうか?
というわけで今回はポケットWiFiをなくしたときの解約問题についてまとめたいと思います。
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あれ?
?
あれあれあれ・・・!?
どうしたの?(いつものパターンか)
WiFiがない!
ポケットWiFi?
うん! どこだー!
どこにしまってたの?
バッグのポケット!
もしかしたら・・・盗まれたんじゃない?
えー! 確かに取り出しやすいポケットに入れてたけど・・・。
ダメだよ。ポケットWiFiの端末はヤフオクで4000~5000円で売れるし。
そうなの? じゃあやっぱり盗まれたのか! ってネット使えないと困る!
そうだよねぇ。やべくんいつもネットでエロ動画見てるもんね。
見てないわ! それよりどうすればいいのか教えてよ!
わかったわかった。
というわけで今回はポケットWiFiをなくしたときの対処法について解説します!
ポケットWiFiをなくしたときの通常手続きの手順
まずは正攻法から説明します。
ポケットWiFiをなくしたら
- ポケットWiFiを契約しているプロバイダ会社に問い合わせして悪用を防ぐためにWiFiを止めてもらう
- 警察署に行き、紛失届を出す
- ポケットWiFiを解約し、新規で契約し直す
1についてはわかります。
なくしたポケットWiFiを放置していれば拾った誰かに使われてしまう可能性がありますから。
ただし、ポケットWiFiというのは基本的には悪用しようにも難しいと思います。
だってポケットWiFiは月額料金が決まってるので、どんだけ使いまくろうが契約者にかかる料金は変わらないからです。
なくしたポケットWiFiを悪用されて法外な料金を請求される、なんてのは嘘です。
携帯をなくして国際電話などで使われほくるようなケースとは違いますから。
ただ他人に自分のポケットWiFiを勝手に使われるのは気持ちのいいことではないです。
なのでとりあえず停めておいた方がいいでしょう。
ポケットWiFi紛失時の各プロバイダの緊急連絡先を載せておきます。
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ポケットWiFi紛失時の連絡先
UQ WiMAX
電話番号: 0120-929-818
営業時間: 9:00~21:00 (年中無休)
GMOとくとくBBWiMAX
電話番号: 03-5456-1090
営業時間:技術サポート年中無休10時~19時
http://d.hatena.ne.jp/rgb400/20120
@Nifty WiMAX
電話番号: 0120-50-2210
営業時間年中無休: 10時~19時
BIGLOBE
電話番号: 0120-86-0962. 03-6385-0962
営業時間年中無休: 10時~19時
So-net
電話番号: 0120-117-268
営業時間: 9時~21時
※1月1日、メンテナンス日を除いて年中無休
ヨドバシカメラ(ワイヤレスゲート)
電話番号: 0120-779-978
営業時間年中無休: 10時~18時
ビックカメラ(bic wiMAX)
電話番号: 0120-995-151
042-310-3710
営業時間年中無休: 9時~21時
Yahoo! Wi-Fi
電話番号: 0120-736-020
営業時間年中無休: 10時~18時
停止はしても解約せずにいれば、見つかったときに再度連絡することで利用を再開できます。
2については拾ってくれた人が警察に届けてくれる可能性を信じて行います。
ポケットWiFiは拾ったとしても悪用しにくいものです。
普通の人が拾ったら悪用するよりも警察に届けるなり駅員に渡すなりしてくれる可能性の方が高いでしょう。
ちなみに警察の前になくした可能性のある鉄道の駅に連絡するといいでしょう。
また一応言っておくと警察に紛失届を出していた場合、警察に落とし物の届け出があったら連絡してくれます。
逆に出していない場合、連絡は絶対に来ません。
さらになくしてから30日以内に届け出ない場合、たとえ見つかったとしても受け取る権利がなくなってしまうので注意してください。
3のポケットWiFiを解約して新規契約し直しについては多くの人が「え?」ってなるでしょう。
実はポケットWiFiは紛失や盗難時のサポートというのが基本的にありません。
なくしたら解約して新たに契約し直す必要があります。
そして解約にはなかなかに高額な違約金がかかります。
その理由を突き止めてみました。
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なぜポケットWiFiをなくすと解約が必要なのか?
ずなぜポケットWiFiをなくすと解約が必要なのか説明します。
それはポケットWiFiの番号が変わるからです。
携帯であれば電話番号。
機種変なら番号変わらず、端末が変わるだけ。
でも携帯無くした場合は番号変えないと悪用されてしまうので番号を変える必要があります。
そして携帯やポケットWiFiといったものは契約ごとに1つの番号が与えられています。
別の番号に変えるには通常新規で契約する必要があります。
だから古い番号は解約して新規で契約し直す必要があるんです。
ただ携帯の場合はサービスがいいので有償で番号を変えることもできます
が、ポケットWiFiは比較的新しいサービスのためか、これができません。
そういうことです。
- ポケットWiFiをなくす
- 新しいポケットWiFiの番号が必要
- 新たに契約し直す必要がある
- 古い番号の契約は解約が必要
という図式になります。
ではポケットWiFiを解約するとなぜ違約金がかかるのでしょうか?
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ポケットWiFiを解約すると違約金がかかる理由
それはポケットWiFiの月々の支払いに実質端末代の分割払いが含まれているからです。
ポケットWiFiというのは2年縛り、または3年縛りになっており、その2年、3年の境目の1ヶ月の間のみ解約したときに違約金が発生しません。
これを条件に端末代が0円になっています。
端末代を0円にする代わりに、必ず2年使ってもらい、月々の料金の支払いで利益を出すのがポケットWiFiプロバイダ会社のやり方です。
しかしこれが1ヶ月や2ヶ月で解約されてしまうとどうなるか?
プロバイダは端末代が回収できず、完全に赤字になってしまいます。
だからポケットWiFiのプロバイダ会社は2年以内の解約に違約金をつけることでそれを防いでいるのです。
もし違約金がなければ何度もポケットWiFiの新規契約と解約を繰り返すことで無料でポケットWiFiをたくさん入手することができてしまいます。
違約金の金額が1 ~2年の間に解約した場合より0-1年の間に解約したときの方が高く設定されてるのもそのためです。
WiMAXの違約金 – 通常
解約日 | 違約金 |
---|---|
1~12ヶ月目 | 19000円 |
13~24ヶ月目 | 14000円 |
25ヶ月目以降 | 9500円 |
GMOとくとくとBIGLOBEはキャッシュバックが高額なので利用者は多いと思いますが、おいしい話には裏があるの典型例で違約金が通常より高くなります。
GMOとくとくで契約している場合
解約日 | 違約金 |
---|---|
1~24ヶ月目 | 24800円 |
25ヶ月目以降 | 9500円 |
BIGLOBEで契約している場合
キャッシュバックキャンペーンで契約している場合、2年以内に解約すると15000円の違約金が別途発生。
2年以内の解約の場合
- GMOとくとくが通常のWiMAXの違約金+5800円
- BIGLOBEが通常のWiMAXの違約金+15000円
ものをなくしやすい人はGMOとくとくやBIGLOBEで契約しないほうがよさそうですね。
またさらに違約金が高いのがヤフーWiFi
ヤフーWiFiの違約金
解約日 | 違約金 |
---|---|
0ヶ月 | 38,880円 |
6ヶ月 | 34,080円 |
1年 | 29280円 |
1年6カ月 | 24,480円 |
2年 | 19,680円 |
2年6カ月 | 14,880円 |
ヤフーWiFiの違約金は1ヶ月ごとに変動します。
それにしても3年縛りなので違約金が高い!
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ポケットWiFiをなくしても解約せず! 違約金を払わずに済む方法
ポケットWiFiをなくして通常の手続きを踏むと、解約して高額な違約金を払うことになってしまいます。
しかし解約せずに済む方法はあります。
- SIMを再発行してもらう
- 端末だけ自分で中古で購入
- 中古端末にSIMを挿して何事もなかったかのように使う
これで完了。
この方法はプロバイダ会社の公式サイトからヒントを得た方法です。
「SIMカードを破損された場合は、3,000円(税抜)にてSIMカードの再発行いたします。」
との記述あり。
さらに
「auショップでカードの再発行手続きを行ってください(2000円)」
との記述あり。
So-net
「SIMカードを故障·紛失された場合、有償にてSIMカードの再発行を行わせていただきます(最寄りのauショップ)」
との記述あり。
上記は全てWIMAXのプロバイダ会社です。
これを見る限り、SIMカードの再発行はどのプロバイダ会社でもできるはずです。
ちなみにここにないGMOとくとくとかもサイトには載ってないですが、ネットの情報で問い合わせたらしてくれたという人がいます。
ただしどのプロバイダも表面上は端末を紛失したら解約して再契約が基本です。
おそらくそうしてくれた方がプロバイダ会社としては儲かるからだと思います。
中古端末使われちゃつたらプロバイダ会社の利益になりませんからね。
というわけなんでプロバイダ会社としてはポケットWiFiをなくした人には解約してもらいたいんです。
違約金もらった方が確実に利益になるからです。
だから公式サイトにも紛失の場合は解約が必要です、みたいに書いてたりしますし、普通に問い合わせても解約が必要ですって言われてしまいます。
実際「端末なくしました」って問い合わせると
「では申し訳ありませんが解約していただくことになります。違約金は○○円かかります」
って十中八九言われるのがオチです。
じゃあどうするかというと
「すみませんがSIMカードを紛失してしまったので再発行して欲しいのですが・・・」
って聞けばたいていはSIMの再発行手続きに進んでくれるはずです。
SIMカードの再発行はauショップで行うのでプロバイダ会社にやってもらうのは、SIMの再発行に必要な「なくしたポケットWiFiの番号」を教えてもらうことだけです。
端末をなくしたのではなくSIMカードだけなくしたことにしちゃうんですね。
で、端末は中古で同じ機種がヤフオクで4000円前後、アマゾンで6000円前後で買えるはずです。
SIMの再発行には2000円か3000円かかります。
なので合計すると6000~8000円くらいでいけますね。
これでかかるはずだった違約金14000~29000円がかからずに済みます。
ただし違約金19000円くらいであれば普通に解約するより1万円程度がお得になるだけです。
これだったら中古端末買うより解約して新しい端末もらった方がいいかもしれませんね。
また、キャッシュバックがもらえるプランに入っている場合は、キャッシュバックをもらうまでは解約せずにそのままにしておいてキャッシュバックを受け取ってから解約するのも手です。
この辺は自分の契約状況と照らし合わせてどうすれば一番費用を安く済ませられるのか、よく考えて決めましょう。
まとめ
ポケットWiFiをなくしたときの通常の手順は
- プロバイダ会社に連絡して回線を止めてもらう
- 警察署に行き、紛失届を出す
- 違約金を払ってポケットWiFiを解約し、新規で契約し直す
しかし3の解約は実は必須ではなく
- SMの再発行手続きをする
- ヤフオクなどで中古の端末を買う
- SIMを中古の端末に挿して契約続行
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