自転車の鍵って小さくて薄っぺらいのでなくしやすいですよね。
私は学生の頃何度なくしたことか!
なくさないようにと思ってキーホルダーとかつけても自転車の車輪に引っ掛かって外れちゃうし。
ところで自転車の鍵をなくしたときの対処法はご存知ですか?
自転車の鍵をなくしたら壊すしかないとか聞きますよね。
今回は自転車の鍵をなくした場合に本当に壊すしかないのか、費用はどれくらいかかるのかについて解説します。
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あーー! 自転車の鍵がない?
自転車の鍵か。やべくんらしいね。
スペアはないの?
ない! 1個目はもうなくし済みだから!
それ自慢することじゃないよ。
だって自転車の鍵ってなくしやすいじゃん?
まぁそーだね。
なんであんななくしやすい形なんだろ。
もっとなくしにくいように工夫してくれてもいいと思わない?
自分でやれ。
はい、すみません。
ってことで今回は自転車の鍵をなくしたときの対処法について解説します。
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自転車の鍵をなくしたら壊すしかないの?
壊すしかないと言われている自転車の鍵をなくした場合ですが、対処法は以下の5つあり、壊さない方法が一つだけあります。
- 鍵番号を元にスペアキーを作ってもらう
- 自転車屋で鍵を壊して新しい鍵つけてもらう
- 自転車屋で鍵を壊して100均のワイヤーキーをつける
- 自力で鍵を壊して100均のワイヤーキーをつける
- 自転車屋の出張サービスを利用する
1. 鍵番号を元にスペアキーを作ってもらう
基本的には自転車の鍵はスペアキーが作れません。
プレスキーは複製が難しいからです。
だからプレスキーは1つなくしてしまった場合、残りの1個もなくしてしまえばおしまいです。
自転車の鍵ってめっちゃなくしやすいと思うんですが、この仕組みは不便ですね;
ちなみにプレスキーというのは差し込んだだけで鍵が開くピストル型の鍵です。
シリンダーキーの場合は鍵屋でスペアキーを作れます。
なのでシリンダーキーの場合は1つなくしてしまった場合はスペアキーを作ってもらいに行くといいです。
プレスキーとシリンダーキーの違いはこんな感じ。
しかし、シリンダーキーでもスペアもない場合は、自転車屋で新しい鍵に交換するか100均のワイヤーキーなどを取り付けるしかありません。
この場合は基本的に元の鍵は壊さなければいけません。
元の鍵に合った鍵を作って使うなんてことは難しいので。
しかし例外はあります。
大手メーカーの自転車であれば保証書に必ず鍵番号の控えがあるはずです。
これがあればメーカーは800円ほどでスペアキーが作れます。
自転車の最大手ブリジストンなんかがいい例です。
なので鍵の破壊を考える前にまず保証書がないか探してみてください。
なかった場合や、あったとしても鍵番号なんて書いてなかったという場合は仕方ないです。
諦めて鍵をぶっ壊しましょう^^
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2. 自転車屋で鍵を壊して新しい鍵つけてもらう
費用:1000円~
次に自転車で鍵を壊して新品をつけてもらう方法。
自転車屋では鍵を切断して壊すのは通常500~1000円くらいかかりますが、新しい鍵を取り付けるなら壊す費用はサービスで、新しい鍵の交換代だけでやってくれる店が多いです。
サービス精神旺盛なので^^
なので費用もそれほど高くなく、これが一番いい選択肢だと思います。
実際私は学生時代に何度も鍵を紛失した結果、100均のワイヤーキーを使ってた歴が長いんですが、これ地味に開け閉めめんどくさいんですよ。
何度自転車屋で交換してもらえばよかったと後悔したことか・・・。
ってことでなくした人は素直に自転車屋での鍵交換をおすすめします!
3. 自転車屋で鍵を壊して100均のワイヤーキーをつける
費用:100~1100円
もちろん、自転車屋では鍵を壊してもらうだけにして新しい鍵は自分で購入する、という選択肢もあります。
しかし自転車屋さんのほとんどは新しい鍵取り付ければ鍵破壊費用はサービス対応にしてくれます。
なので自転車屋で鍵の破壊だけしてもらいに行くってのはちょっともったいないですね。
たった1000円程度で済みますから、どうせ自転車屋に行くなら新しい鍵をつけてもらった方がお得です。
ただ気前のいい自転車屋さんだと鍵の破壊をただでやってくれるところもあります。
こういうのはラッキーですね。
また別の方法として、交番に持ち込むとただで壊してくれるそうです。
こちらは100%ただでやってもらえますが、警察に頼む場合は防犯登録してあることが条件です。
してなかったら盗難だと思われて面倒なことになる可能性がありますから気を付けてくださいね。
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4. 自力で鍵を壊して100均のワイヤーキーをつける
費用:100円~
次は鍵は自力で壊してなおかつ新しい鍵には100均に売ってるワイヤーキーを使うという方法。
自転車の鍵といえば馬蹄錠というリング型のものが一般的です。
これ見た目かなり丈夫そうなんですが、自転車屋に持っていくと工具を使って簡単に切断されます。
「じゃあ自力でも切断できるんじゃ?」と思って壊し方を調べてみました。
自力で壊せたら100均のワイヤーキー代だけで済むので安上がりですからね。
で、自転車の鍵の壊し方を調べると一番最初に出てくる方法は傘の部品を使う方法。
でもこれ、ビニール傘1本を犠牲にしなきゃいけない上にプレスキーにしか使えないようです。
プレスキーは先ほども言いましたが差し込むだけで開くタイプの鍵ですね。
またマイナスドライバーで開ける方法も同じでプレスキーにしか使えません。
しかし最近の自転車の鍵で一番多いのはシリンダーキーと呼ばれる回して開けるタイプのもの。
上記の方法は使えません。
じゃあ開ける方法はないのか、と思ったらヘアピン2本を鍵穴に差し込んで開ける方法があるようです。
ヘアピンで自転車の鍵を開ける方法
「嘘でしょ?」って思うくらい簡単に開いちゃってますね。
ただ動画では簡単そうにやってますが素人はコツを知らないと難しいようです。
素人でも簡単に壊せるやり方としては、カッターを使った方法があります。
めちゃめちゃ簡単に開いちゃってますね。
傘の部品使う方法と同じで、細くて薄い金属を差し込めば開くようです。(※悪用厳禁です)
また注意点として、このように鍵を壊そうとしてるところを誰かに見られた場合、自転車を盗難しようとしていると思われて通報される可能性があります。
こんなことで捕まってしまうとやっかいです。
しかしその場合、自転車が防犯登録してあれば自分の自転車であるという証拠が見せれるので大丈夫です。
またしてない場合でも誰かと一緒に作業して証人になってもらえば問題ないです。
まぁこんなことしなくても自転車屋さんに行けば壊すのはただでやってくれたりするので無理して自分でやる必要はないですけどね。
ただ外出先で近くに自転車屋がなかったり、電動自転車で重かったりで自転車を運ぶのが難しい場合もあると思います。
そういうときの非常手段としてはありですね。
5. 自転車屋の出張サービスを利用する
費用:3000~5000円
これは最後の手段です。
自転車をなくした場所によっては自転車屋まで運ぶことができず、かつ自分で鍵を壊すこともできない、という場合もあると思います。
そういうときは諦めてその自転車をそのまま放置して棄てるか、自転車屋さんの出張サービスを呼んで助けてもらう、という手があります。
この場合は出張費というのがかかってきます。
こういう出張サービスを利用した場合にかかる費用の目安は
鍵破壊代:約850円
鍵取り付け代:約2000円
となります。
意外と出張費は安いですが、代わりに鍵破壊と新しい鍵の取り付け代が少し高めにかかります。
その結果合計で3000~5000円ほどかかってしまいます。
できれば利用したくないのが本音ですよね^^;
ってことで出張サービスを利用するのは最終手段としてとっておきましょう。
新しい鍵の費用は?
次に鍵を新しくする場合の費用ですが、
100均:100円
ホームセンターやネットショップ:500~1000円
くらいが相場です。
自転車屋はすでに述べた通り、安いところなら1000円なんですが、高いところだと2000円くらいする場合もあります。
私は学生の頃お金がなかったので100均のワイヤーキーで済ませました。
100均のワイヤーキーはワイヤーも細く簡単に壊せるので盗まれやすいそうですが、当事大学生でアパート暮らしという自転車が盗まれやすい環境にいた私の場合でも一度も盗まれることなく、ラッキーでした。
しかし盗まれやすさというよりも、使いやすさという点で100均のワイヤーキーはおすすめしません。
自転車の鍵って結構頻繁に開け閉めするものなのでワイヤーキーだとめんどくさいんですよ。
ちなみに100均のワイヤーキーにはダイヤルロック式で鍵不要のタイプと普通の鍵タイプの2種類あって私はどちらも使ったことがあります。
防犯性と鍵をなくすことがないという点ならダイヤルロックの方が上ですが、使いやすさなら普通の鍵タイプですね。
しかしどちらもワイヤーなんで片手で開けれないんですよ。
左手でワイヤー押さえて右手で開けるしかないんです。
でも自転車乗り降りするときってたいてい荷物持ってたりリュック背負ってたりするので片手塞がってることも多いんですよね
この点普通の馬蹄錠なら片手で開けれます。
この差が結構大きいです。
あくまで私の場合ですが、1000円、2000円で片手で開けれるようになるなら余裕で払います。
それで自転車の鍵の開け閉めにかかる時間を毎回10秒節約できるので。
たったの10秒をあなどってはいけません。
ちりも積もれば山となり、その時間でいろんなことができますからね。
ってことで個人的に自転車の鍵をなくして新しい鍵にするなら自転車屋でちゃんとした馬蹄錠に交換してもらうことをおすすめします。
自転車の鍵をなくさないためにすべきこと
最後に自転車の鍵を頻繁になくしてしまう人のためにどうすればなくさずに済むのか、対策を考えてみました。
大学4年間で3回ほど鍵をなくした私ですが、そのおかげでこの対策については結構考えさせられましたからね;
1. 鍵はポケットに入れない
自転車の鍵をなくすパターンって何が多いですか?
おそらくですがポケットに入れて無意識に落としてしまうケースではないでしょうか?
私が過去に自転車の鍵をなくしたのはほぼこのパターンです。
ポケットって意外と中身が落ちるんですよね。
特に鍵以外の物も入れたときに他の物を取り出すときにぽろっと落ちたり。
思いっきり全力疾走したりしゃがんだりしたときにぽろっと落ちたり。
ってことで今までポケットにしまってた人はバッグにしまうようにするといいです。
バッグのどこかに鍵を入れる場所を決めておいてそこにしまいましょう。
これだけでだいぶなくしにくくなるはずです。
2. 暗証番号式の鍵に変える
普通の鍵をなくしやすい私みたいな人は暗証番号式の鍵をつけてもらうといいです。
暗証番号式にも2種類あってダイヤルを回転させるものとボタンを押すタイプのものがあります。
100円ショップで売ってるのはダイヤル回転式ですがこれはいちいち回すのがめんどくさいんですよね。
なので暗証番号式なら絶対「ボタン押すタイプ」がおすすめです。
ちょっと値段はしますがダイヤル式と比べて断然快適です。
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100均のこういうのとは全然違うのがわかりますね^^;
3. 分離型のキーホルダーを使う
自転車の鍵のキーホルダーはつけても走ってるときに車輪に引っかかったり、ぶつかったりですぐに取れてしまうのが難点。
そんな悩みを解決するのが分離型キーホルダー。
どういうことかというと、キーホルダーが2つに分離します。
このキーホルダーの本体部分をバッグやズボンのベルト部分などにキーホルダーをつけておいて自転車に乗るときだけ鍵の付いた先の部分を分離して使います。
分離した部分は小さいので自転車につけても外れることはなく、まさに自転車の鍵のためのキーホルダーです!
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これはめっちゃ便利そうですね。
私も大学自体に知ってたら使いたかったです。
4. 合鍵を常備&絶対なくさない場所へ入れておく
最後に自転車の鍵は基本最初に2個セットもらうと思います。
2個あればなくしても安心ですね。
しかし実は自転車の鍵は2個あるから大丈夫だろうと油断してたら2個ともなくしてしまうパターンが多いです。
基本的に自転車の鍵は合鍵を作って2個用意しておき、1個は絶対なくしようがない場所にしまっておきましょう。
さらに万が一なくしたときはその都度合鍵を作ってスペアを用意すればなくしても困ることはなくなりますよ。
めんどくさいと思いますが、なくした時は必ずスペアを作る。
それをルールにしてしまうといいでしょう。
まとめ
- 自転車の鍵をなくした場合、鍵番号があればメーカーにスペアキーを作ってもらえる可能性がある
- 基本的には自転車屋に持ち込んで鍵破壊&交換を1000円程度でやってもらうのが一番いい
- 自力で壊す方法もあるけど簡単に開けれるのはプレスキーだけ。シリンダーキーはヘアピンで開ける方法もあるけど素人には難しい
- 100均のワイヤーキーは安いけど防犯性や開け閉めのめんどくさが欠点
- 鍵をなくさないためにはポケットに入れないこと、鍵をダイヤル式にすること、分離式キーホルダーを使うことが有効
自転車の鍵って本当なくしやすいので困ります。
なくしたときの対処法はいろいろありますが、基本的に自転車屋に持ち込んで鍵破壊&交換を1000円程度でやってもらうことをオススメします!
それがその後の自転車ライフを一番快適にしてくれますからね。
そして今後は対策してなくさないように気を付けてください。
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