財布をなくしたときの絶望感は半端じゃないですよね。
人生終わったと思ってしまう人もいるでしょう。
自分は絶対なくさないと思ってた人でもなくすことはあるのでめちゃめちゃ焦ります。
財布をなくしたらまずはどこでなくしたのか思い出せる範囲でその周囲を探し、落とした可能性や盗難された可能性などを考えて見つけるのは無理だと判断したらすぐにこれから説明する行動をとってください。
財布をなくしたらカード類を不正使用される2次被害を防ぐことが大切です。
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や ば い !
やべくんどうした?
財布なくした!マジでヤバい!死ぬ!
マジか。それはヤバいね。
どうしよう!盗まれたかも!
とりあえず落ち着こう。
落ち着いてる場合じゃないって!
まぁそれもそうか。何するべきかわかってる?
えーと。うーんと。警察?
その前にクレジットカード止めた方がいいよ。
あ、そうだ!止めないと!
他にもいろいろやることはあるから順番に説明するね。
ってことで今回は財布をなくしたときにすべきことの手順を解説します!
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財布をなくして最初にすべきことはカード類を止めて悪用を防ぐこと!
財布をなくした人が最初にすべき行動はカード類をすべて止めることです。
財布の中に現金2万円しか入ってなくてもクレジットカードの使用可能枠が100万円あったら被害額が100万円になってしまう可能性があります。
被害を最小限に食い止めるためにもカード類を今すぐ止めて悪用を防いでください。
1. クレジットカードを止める
まず一番最初に停めるべきはクレジットカード。
理由はわかると思いますが悪用される確率がもっとも高く、なおかつ悪用されたときの被害額が一番大きいからです。
各種クレジットカードには必ず盗難・紛失時の緊急連絡先の電話番号があります。
それは各クレジットカード会社のホームページに行けば確認できるのでウェブで調べましょう。
「カード会社名 紛失」「カード会社名 緊急連絡先」などで検索すれば一発でそのページにアクセスできると思います。
カード会社に連絡したら財布をなくした日を伝え、カードを止めてくれるようお願いします。
それと同時に最後にクレジットカードが使用された日時を聞いて不正利用されてないか確認します。
ここで仮にすでに不正利用されていたとしても自分が使ったわけではないことが証明できればそのお金はクレジットカード会社の盗難保険により戻ってくる可能性があります。
またクレジットカード紛失の届け出の連絡をしたあとに不正使用された場合は100%盗難保険が適用されるので万が一悪用されても戻ってくると考えていいでしょう。
2. キャッシュカードを止める
次に銀行のキャッシュカードを止めます。
キャッシュカードは暗証番号がわからないと悪用できないのでクレジットカードと比べると安全ですが万が一犯人が暗証番号を解読しないとも限らないので止めておくべきです。
特に暗証番号を誕生日などに設定してると免許証に書いてある誕生日から簡単に解読されてしまう可能性が高いです。
キャッシュカードもクレジットカードと同じでカード会社のホームページからカード紛失時の問い合わせ先を調べ、そこに連絡します。
「カード会社名 紛失」「カード会社名 緊急連絡先」などで検索すれば一発でそのページにアクセスできると思います。
電話がつながったらカードを紛失し、盗難の可能性もあることを伝え、カードを止めてもらいます。
銀行によってはそのまま電話で再発行の手続きもできます。
ちなみにキャッシュカードが不正利用された場合、「預金者保護法」という法律によってお金が戻ってくる可能性があります。
ただしお金が補償されるかどうかは預金者の過失度合いによって変わります。
たとえば暗証番号が誕生日や電話番号の下4桁など、簡単に解読されやすいものだった場合、預金者に過失があったとみなされて盗難額を補償してもらえなくなる可能性があります。
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3. 交通系ICカードや電子マネー類を止める
実はもっとも簡単に悪用できてしまうのはクレジットカード類よりもスイカなどの交通系ICカードや電子マネー類です。
これらは暗証番号の入力がいらないので誰でも簡単に悪用できてしまいます。
したがって優先順位高めで早めに止める連絡が必要です。
以下の連絡先にすぐに連絡して止めてもらってください。
Suica(スイカ)の紛失・盗難デスク:03-6685-4800
PASMO(パスモ)は紛失時は直接駅に行って紛失再発行登録の手続きをする必要があります。
届け出のときは本人を確認できる公的証明書等(運転免許証など)が必要です。
そういう意味ではなくしたら家に帰る前に駅によって手続きしちゃった方が早そうですね。
ただ公的証明書等(運転免許証など)が財布をなくしててない場合になにかしら住所と氏名等を証明するものが必要になります。
この場合おそらく電気料金など公的料金のお知らせや郵便などが使えるかと思います。
4. 悪用される可能性のある会員証類も止める手続きをする
TSUTAYAやGEOなどのレンタルショップの会員証やインターネットカフェの会員証、TカードやPontaカードなど、他にも悪用されると困る会員証はあると思います。
なくした財布に入っていた会員証類をリストアップし、それぞれウェブサイトから or 直接店舗に行って停止&再発行の手続きを行いましょう。
危険度の低いものはあとからでもいいでしょう。
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カード類を止めた後は警察に届け出る
悪用される可能性のある重要なカード類をすべて止めたら次にやることは警察に行くことです。
- 盗難されたとはっきりわかる場合は「被害届」を
- 単になくしただけの場合は「遺失届(紛失届)」を
出します。
盗まれたかどうかがはっきりしない場合は「遺失届」です。
警察に届け出ると財布を拾ってくれた人がいた場合に連絡してくれます。
日本では財布を落としても親切な人が拾って警察に届けてくれる確率が結構高く、警察のデータによると財布はなんと50%以上の確率で戻ってくるそうです。
これは警察に届け出ないと損ですね。
また届け出に行ったときにすでに落とした財布が落とし物として届けられていたというラッキーなケースもあります。
また警察に遺失届を出していればその財布の中身のクレジットカード等が使われた際に警察が調査してくれて犯人を特定できる可能性があります。
またなくしたことを証明できるのでその後使われたクレジットカード等は無効であると証明でき、万が一犯人が特定できない状態で使われたとしてもお金が戻ってくる可能性が高くなります。
遺失届の書き方
遺失届に書くことは主に次の通りです。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 遺失日時
- 遺失場所
- 現金ならお札の枚数
- なくしたものの特徴
なくしたものの中に財布に入っていたものを書き出します。
警察に行く前に財布に入っていたものを思い出してリスト化しておくとスムーズです。
ちなみに被害届の場合は盗まれたときの状況や犯人の特徴を書く項目があるので気づかずに盗まれた場合は書くのは難しいですし、警察にも遺失届にするよう勧められるでしょう。
遺失届や被害届を出すと受理番号が書かれた紙を渡されるので大切に保管してください。
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身分証明書の再発行
次に財布に運転免許証や保険証などの身分証明書を入れていた場合、再発行が必要です。
運転免許証の再発行は警察の管轄なので警察に届け出に行った際にどこでできるかついでに聞いておくとスムーズです。
警察署か運転免許センター、運転免許試験場で再発行できます。
運転免許センターなら即日で発行できるのですぐに必要なら免許センターに行ってください。
再発手数料3500円程度でできるはずです。
その際顔写真と印鑑、身分証明書が必要になりますが、免許証は手続き後即日で再発行されます。
保険証は国民健康保険証の場合は区役所等に行く必要がありますが無料で再発行できます。
健康保険の場合は勤務先で再発行してもらいます。
免許証と保険証はすぐに新しいカードがもらえます。
カード類の再発行
クレジットカードやキャッシュカードは無くしたままでは困りますよね。
再発行の手続きをする必要があります。
どちらも紛失の連絡をした時に同時に再発行の手続きまでできる場合があるのでその場合はその場でしてしまいましょう。
そうでない場合はあとから手続きを行いましょう。
キャッシュカードの再発行は銀行窓口で本人確認が必要で印鑑や身分証明書が必要な場合が多いです。
再発行までの日数は
- キャッシュカードは1週間~10日程
- クレジットカードは2~3週間
かかる場合が多いです。
銀行口座クレジットカードの自動引き落とし設定してるサービスを再設定する
カード類の再発行手続きが終わったら次にやることはそのカード類で設定している自動引き落としサービスの再設定です。
月額で加入しているHuluなどの動画サービスや携帯代・家賃・電気水道代の引き落としなど、なくしたクレジットカードやキャッシュカードで設定しているサービスはいくつかあると思います。
これらを新しく取得したクレジットカード番号・キャッシュカード番号に再設定しましょう。
これをするのを忘れて手続きが遅れると月額サービスから強制退会させられてしまうこともあるので気を付けましょう。
なくした財布を見つける方法はある?
ここまで財布をなくしたときの対処法を解説してきましたがなくした財布を自力で見つける方法はないのでしょうか?
その方法を調べたのでまとめてみます。
1. 警察に届け出て待つ
これはすでにやってますね。
待ってるだけでも50%以上の確率で財布が戻ってきます。
2. 自分の行動範囲を振り返って徹底的に探す
次に財布をなくした日の行動を振り返ってなくした可能性のある場所をしらみつぶしに探していきます。
たとえば
- ATM
- レストラン
- 公共トイレ
などで財布を出したときにどこかに置いてそのまま忘れてしまうケース
- 電車
- バス
に乗車中ポケットから財布が落ちてそのまま気づかなかったケース
があります。
電車なら窓口に、バスならそのバス会社に問い合わせてみましょう。
ATMなら監視カメラがついていればそれで盗んだ人がわかる可能性があるのでATMでなくした可能性が高いなら警察に相談しましょう。
レストランなどのお店ならそのお店に連絡して聞いてみましょう。
トイレは一番盗まれる確率が高いですね。
トイレに置き忘れた人は諦めた方がいいかもしれません。
また家の中矢どこかの室内でなくした場合は部屋の隅々まで探すしかないですね。
その際はなくした日の自分の行動を振り返って同じことを順番通りにやってみるといいです。
そうすればどこで財布をなくす可能性があったのか思い出せるかもしれません。
部屋に入ってバッグをここにおいて・・・
中身を取り出して・・・
その後トイレに行って・・・
その後シャワーを浴びて・・・
などなど。
落ち着いて一つ一つの行動を振り返って行けば「ここかも!」というのが案外見つかるものですよ。
まとめ
以上、財布をなくしたときにすべきことについて解説してきました。
財布をなくしたら一番最初にやらなきゃいけないのはカード類を止めることでした。
その後警察に行って遺失届を出します。
あとはなくしたカード類や身分証明書の再発行手続きや月額サービスの再設定などが必要になります。
財布をなくすと本当に死ぬかと思うくらい絶望すると思いますが、落ち着いて対処すればなんとかなります。
またなくした財布は見つかる確率もそれなりに高いです。
あなたの財布が見るかることを祈ってます。
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