電気毛布つけっぱなしで寝るのは普通だと思ってる人も多いかと思います。
でもつけっぱなしで寝るのは体に悪いという噂も・・・。
また火事になる可能性はないのでしょうか?
今回は電気毛布つけっぱなしで寝ることや家事になる可能性についてまとめました。
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よーし、今日は新しく買った電気毛布で寝よーっと。
やべくんちょっと待って。
ん?なに?
もしかしてそれつけっぱなしで寝るつもり?
そうだけど?
死にたくなかったらやめた方がいいよ。
え?死ぬわけないでしょ?
どうかな。
ちょ。やめてよー。せっかく電気毛布買ったんだから!
いやマジで。死ぬかもよ?
何がどうなって死ぬの?
それはこれから説明する。
ってことで今回は電気毛布つけっぱなしで寝るのがどう危険なのか、また火事になる可能性についても解説します!
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電気毛布つけっぱなしで寝るのは体によくない?
電気毛布をつけっぱなしで寝て朝起きた時体調に変化が起きたことはありませんか?
たとえば
- 喉が渇く
- 体がだるい
- 頭痛がする
- 肌がカサカサ
実はこれらはあなたの体が軽い脱水症状を起こしている証拠です。
びっくりですよね。
電気毛布を普通につけっぱなしで使っただけで脱水症状が起きてしまうんです。
脱水症状で死ぬ危険も!?
怖いのは脱水症状だけではありません。
脱水症状から死につながる可能性があります。
どういうことか説明すると
- 体が脱水症状を起こす
- 血液の水分が減って血液の濃度が上がる=血液がドロドロになる
- 血栓ができて脳梗塞や心筋梗塞になる
- 死亡
↓
↓
↓
という流れで死に至る可能性があるのです。
ちなみにこれはこたつで寝た場合にも起こることで、実際にこたつで寝て死んだ人の事例があります。
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電気毛布つけっぱなしで寝るとなぜ脱水症状になるの?
では電気毛布つけっぱなしで寝ただけで脱水症状が起きる理由はなんでしょうか?
それは睡眠中の体のメカニズムと関係してます。
人は深い睡眠に入るときに体温を下げます。
体温を下げることで脳と体がしっかり休まるのです。
一番低い時で入眠してから1.5℃下がります。
しかしこれを電気毛布をつけっぱなしで寝ることで体温が下がらない状態にしてしまうとどうなるでしょう?
体が深い睡眠に入れず、休まりません。
またそれでも体は頑張って体温を下げようとします。
体は体温を下げるときに水分を汗や吐息によって放出します。
人は、普通に体温より寒い状態で寝るだけでも一晩でコップ1杯分以上の水分を放出すると言われています。
これがもし電気毛布つけっぱなしで体温を下げられない状態になってるとどうなるか?
体は下げられない体温を無理やり下げようとしていつもより多くの水分を放出します。
その結果として脱水症状が起きてしまうのです。
朝起きたら喉が渇いてたり、肌が乾燥してたり、だるかったりしたら脱水症状を起こしている証拠です。
また深い眠りに入れないため、ちゃんと寝てるはずなのに睡眠不足になり、疲れが取れにくくなります。
そして軽い脱水症状だけで済めばまだいい方。
ひどい場合は体内の水分不足により血液濃度が上がってドロドロになることで血管が詰まり、脳梗塞や心筋梗塞により突然死する可能性まであるのです。
恐ろしいですよね。
これを読んだらもう電気毛布つけっぱなしでは眠れないかと思います。
電気毛布を就寝時に使う場合は寝る前に電気を切るか30分後に切れるようにタイマーを設定する等して、つけっぱなしで寝ないようにしましょう。
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電気毛布で低温やけどの危険もあるので注意
電気毛布を寝るときにつけっぱなしにすると脱水症状だけでなく、低温やけどを起こす可能性もあります。
低温やけどとは、比較的低温のものに長時間触ることで起こるやけどのことです。
具体的には44~50℃くらいものに皮膚が触れ続けることで起こります。
- 50℃の場合は2~3分
- 46℃の場合は30分~1時間
- 44℃の場合は3~4時間
で低温やけどが起きると言われています。
低温火傷の怖いところは2つあって
温度が低いから痛みが弱く、気づきにくいこと
長時間に渡って焼けるために傷口が皮膚の深部にまで到達しやすく、重症になりやすこと
です。
電気毛布の温度は
- 弱で20℃くらい
- 中で36℃くらい
- 強で50℃くらい
になります。
したがって強なら簡単に低温やけどしてしまいます。
弱か中ならおそらく大丈夫だと思いますが、製品によっては中でも危険があるでしょう。
強のままつけっぱなしで寝る人はいないと思いますが、くれぐれも気を付けてください。
電気毛布つけっぱなしで外出すると火事になる可能性がある!?
では電気毛布つけっぱなしで外出した場合、火事になる可能性はあるのでしょうか?
これは帰省するときにやってしまう人が多いようです。
Yahoo!知恵袋などで何人か聞いてる人がいました。
うっかりつけっぱなしで帰省。帰るのは3日後。火事になりますか?
という感じで。
で、その答えをいうと電気毛布つけっぱなしで火事になる可能性はゼロではないけど低いです。
そもそも電気毛布を24時間つけっぱなしで使ってる人も多かったりしますが、それで火事になったりはしませんよね。
電気毛布は毛布を温めるものであり、熱くなりすぎて毛布が焼けて火が出てしまうようならそれは欠陥品です。
国内のメーカーが出してるものならまずつけっぱなしにしても安全といっていいでしょう。
ただし、それは正しい使い方をした場合の話。
たとえばコードをテーブルで踏んでたりするとコードから漏電して火事になる可能性があります。
コンセント付近に埃がたまってると埃から発火する可能性もあります。
また古くなってくるとコードが傷んでいてそれが中で切れたりすることで漏電が発生し、火が出る可能性もあります。
したがって使い方に気を付けないと火事が起きる可能性もあり得ます。
もし電気毛布を使って数年くらいになる人はコードなどが傷んだりしてないか一度点検してみましょう。
ペットを飼っている場合はペットに引っ掻きや噛みつきなどで傷んでいる可能性があります。
もし傷んでるようなら火事を起こす危険性があるのでなるべく早く新しいものに交換することをおすすめします。
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まとめ
以上、今回は電気毛布つけっぱなしで寝ることが体に悪い理由と外出中つけっぱなしにすることでの火事になる可能性について解説してきました。
- 電気毛布をつけっぱなしで寝ると脱水症状になり死ぬ危険もある
- さらに低温火傷する可能性もある
- つけっぱなしで外出しても火事になる可能性はほぼないけどコードの状態によってはあり得る
ということでした。
電気毛布は数ある暖房器具の中でももっとも電気代が安くて使いやすいものですが、寝るときにつけっぱなしで使うのは危険です。
今までつけっぱなしで寝てた人は今すぐやめましょう。
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