ダニに噛まれるとめっちゃかゆいです。
そのかゆさは蚊の数倍!
今回はダニに噛まれたときのかゆみを抑える方法やオススメの市販薬を紹介します!
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か ゆ い!
蚊?
蚊じゃないと思う。 蚊に食われたときよりかゆいもん!
ふーん。噛まれた跡見せて。
はい
うーん。傷口が2つあるからこれはダニだねー。
そうなの?
うん。ダニは噛むから傷口2つできるんだよ。
そっかー。でもダニに噛まれたら蚊よりかゆいの?
うん。しかもかゆみは2週間くらい続く。
えー!うそー! 死ぬし! 助けて!
わかった。
ってことで今回はダニに噛まれてかゆみが止まらないときの対処法を紹介します!
ダニに噛まれたときと蚊に食われたときの症状の違い
最初にダニに噛まれたときと蚊に食われたときの症状の違いを簡単に説明します。
一番簡単な見分け方は刺された場所の違いです。
蚊とダニの刺され方の違い
蚊・・・肌の露出している部分を刺す
ダニは噛む力があまり強くないので、人の皮膚の中で柔らかい部位を刺す傾向があります。
またダニに噛まれた場合、1匹に噛まれただけなら1か所だけですが、たくさんの箇所を噛まれることも多いです。
ぶつぶつがたくさんできていてかゆかったら間違いなくダニだと思っていいでしょう。
ちなみに人間を刺すダニはイエダニとツメダニの2種類ですがそれぞれ噛み跡が違います。
イエダニの噛み跡の特徴
イエダニに刺されると、赤い斑点や水泡ができます。
蚊に刺された場合よりちょっと大きめの赤い斑点ができて腫れてくる特徴です。
ちなみにイエダニは蚊と同じく吸血します。
またイエダニは通常ネズミなどの動物に寄生するのでイエダニに噛まれた場合は、もしかしたら家にネズミの死骸があるのかもしれません。
ネズミの死骸があるとイエダニが大量発生してしまいますので注意しましょう。
ツメダニの噛み跡の特徴
ツメダニに刺されると細かい噛み跡がたくさんできます。
赤いブツブツができてたらツメダニです。
ちなみにツメダニは血を吸うわけではなく人間の体液を吸います。
かゆみのレベルの違い
そしてダニに噛まれると蚊に刺された場合の10倍かゆいです。
なのであまりのかゆみでこれは蚊じゃないと気づくと思います。
またやっかいなことにダニのかゆみはすぐには治らず、10日ほどかゆみが続きます。(ひどい人だと1ヶ月続くことも・・・)
ただし噛まれてすぐかゆくなるのではなく、ある程度の時間差があり、刺されてから数時間~遅いと2日後と、かなり幅があります。
大体5~8時間程度が多いと言われています。
そしてかゆみは大体1週間~2週間くらい続きます。
そのため、刺された覚えはないのに急にかゆくなったらダニだと思っていいでしょう。
また、どのダニも大きさは1mm以下で肉眼ではほぼ確認できません。
人を刺すダニは少ない
実は室内で繁殖するほとんどのダニは実は人を刺しません。
チリダニやコナダニ
家の中で繁殖しやすいのはチリダニ(ヒョウヒダニ)やコナダニです。
チリダニやコナダニは人を刺すことはありませんが、アレルギーの原因となるため、鼻水などのアレルギー症状がある場合はダニの繁殖を疑うべきでしょう。
イエダニやツメダニ
人を刺すダニはイエダニとツメダニというダニで、数はそんなに多くありません。
イエダニやツメダニは他の自分より小さいダニやその死骸や糞を餌として繁殖するため、他のダニが多いと人を刺すダニも繁殖してしまう、という原理です。
- チリダニやコナダニが増える
- チリダニやコナダニ、またはその糞や死骸をエサとするイエダニやツメダニが増える
- ツメダニやツメダニに噛まれる
↓
↓
という原理です。
そのため、ダニに刺される被害をなくすために対策しようと思ったらすべてのダニを退治しなければ解決に至りません。
ダニを退治する方法については後程解説します。
ちなみにここで紹介した以外にマダニやツツガムシのケースもありますが、これらはレアケースなのでここでは説明を省きます。
それでは次にダニに噛まれてかゆいときの対処法を具体的に解説します。
ダニに噛まれてかゆいときの対処法
ではダニに噛まれてかゆみが止まらないときの対処法を解説します。
1. 患部を冷やすか温めるかして痛みを一次的に抑える
まずダニに噛まれたらかゆくてたまらないと思うのでそのかゆみを一時的に抑えます。
かゆみを止める方法は2つあります。
それが「冷やす方法」と「温める方法」
どちらも原理は一緒です。
要は感覚を鈍らせるためにやります。
患部を冷やすことでかゆみよりも冷たい!という感覚によりかゆみを抑えるのが冷やすやり方。
患部を温めることでかゆいよりも熱い!という感覚によりかゆみを抑えるのが温めるやり方
この方法はどちらも極端に冷たいか極端に熱くないと効果が薄いです。
冷やす場合は氷水を使ってください。
温める場合は45~50度くらいの熱くて長時間は触っていられない程度の熱いぬるま湯を刺された場所にあててください。
ただし、くれぐれもやけどには注意してください。
50℃のお湯を皮膚に2~3分当て続けると低温やけどしてしまう可能性があるので、なるべく45℃くらいにして、当てる時間も時々外すなどして、気を付けてください。
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2. 薬を塗る
冷やすか温める方法で一時的にかゆみを抑えた後は薬を塗ります。
薬はステロイド系が効果的です。
ステロイド系の薬は長時間炎症を抑えることでかゆみの発生を阻害する効果があります。
ダニに噛まれてからのかゆみは1~2週間ほど持続します。
平均して10回で治ると言われています。
その間はつらいので薬でかゆみを抑えましょう。
かゆくてもかいちゃダメ
いくらかゆくてもかゆくてもかいてはダメ!
です。
誰でも子供の頃、蚊などに刺されてかゆくて掻きむしって悪化した経験があると思います。
子供なら本能のままに行動するのでかくと余計にかゆくなったり、かいたところが膿んでひどいことになったりすることがわからずかいてしまうのも仕方のないことです。
でもあなたが判断力を持った大人なら子供のようにかいて痛い目を見る必要はありません。
かゆみに耐えられずかいてしまうと皮膚に細菌が感染してとびひになったりしてしまいます。
かゆくてもかかない。
基本中の基本です。
冷静に対処しましょう。
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かゆみを抑えるオススメの市販薬
ムヒアルファEX
炎症を抑えるステロイドとアレルギー反応を抑える抗ヒスタミンが配合されており、まさに虫刺されによるかゆみに最適な薬で昔から虫刺されの薬といえばムヒというイメージが強いですが、やはり虫刺されに特化されているムヒは強いです。
ちなみにかゆみというのは体内に含まれるヒスタミンという成分によってアレルギー反応が起きることで発生します。
花粉症などにも使われていますね。
かゆみも花粉症と同じでアレルギー反応なので抗ヒスタミン薬が有効なんですね。
この抗ヒスタミン薬が炎症を抑えるステロイドと力を合わせれば超強力にかゆみを抑えてくれます。
またムヒアルファEXには弱めのステロイドが含まれていますが、これは赤ちゃんにも使えるランクとされているので安心して使えます。
というわけでダニに噛まれてかゆいときはムヒアルファEXをオススメします。
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ムヒアルファEXが効かなかった場合
ムヒアルファEXは虫刺されに対してよく聞くので、ダニに噛まれた場合も有効です。
しかし体質によっては効き目が弱いこともあるかもしれません。
その場合は以下の方法をとってください。
1. 強めの薬を使う
痒みを抑えるステロイド系の薬で効果が強めなのがフルコートfです。
フルコートfは抗生物質を配合したステロイド薬で、ムヒアルファEXよりもワンランク上の強さです。
またフルコートにはその名の通り、傷口を守る働きがあり、かゆみを抑えるだけでなく、かゆくてかきむしることによる傷口の悪化を防ぐ効果もあります。
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2. 皮膚科に行く
もしなかなか治らない場合、本当に薬が効きにくい体質か、噛まれたのがダニではなく別の虫だった、なんて可能性もあります。
薬を使っても治らないときは皮膚科を受診してください。
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ダニを退治する方法
ダニは高温多湿な環境になるとすごい勢いで繁殖します。
毎年梅雨の時期~夏の終わりごろ(6~9月頃)まで、高温多湿な時期になると、どうしてもダニが発生してしまいます。
家の中に発生したダニを退治するのはなかなかやっかいです。
ダニは生命力と繁殖力が半端ないので。
しかしそんなダニにも弱点はあります。
ダニの弱点1. 熱
まずダニの一番の弱点は熱です。
ダニは50℃20分で死滅します。
なので1つの方法としては、布団のシーツや枕カバーなんかは50℃のお湯に20分つければダニを一掃できます。
布団本体や絨毯などは乾燥機にかければ死滅します。
また、直射日光の当たるところに車を置き、中に布団を入れることでも殺せます。
ただし、普通にベランダに布団を干すだけだと表面温度は50℃近くになってもダニは布団の奥に隠れてしまうため、あまり殺せません。
なので50℃のお湯につけるとか、高温乾燥機を使った方がいいです。
ダニの弱点2. 湿度
最近の家屋は断熱材やエアコンにより、室内の湿度が高くなってます。
特に日本の夏は世界的に見ても湿度が高いことで有名です。
そして湿度の高さはダニの温床です。
家の中でだと特に湿度が高くなる寝汗をかいた布団の下などに一番多く生息していることが多いです。
もしその布団を夏の間ずっと洗わずにいると布団や布団の下の床や畳がダニだらけの状態になってしまいます。
ちなみに布団にダニがたくさんいると寝てるときや起きた時に体がムズムズしたりかゆくなったりします。
しかしこれを逆に考えると、ダニは湿度がある程度高くないと生きていけないとも考えられます。
実際、ダニは湿度が55%以下になるとほとんど生きていけません。
そういう意味でも乾燥機はダニの最大の弱点といっていいでしょう。
それ以外にも
- カラッと晴れた日などに換気をする
- 部屋干しは避ける
- 寝汗をかいたら必ず布団を干す
- エアコンのドライモードを使う
など、部屋の湿度を下げる工夫をしましょう。
特に布団をマメに洗濯することはもっとも重要です。
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殺した後は掃除機or洗濯で死骸を除去
上記の方法でダニを殺したとしてもまだ死骸が残っています。
ダニの死骸が残っているとその死骸を食べたダニが繁殖することでまたすぐにダニが復活してしまいます。
そうなるとせっかくダニを殺してもまた復活、また殺してまた復活、と永遠にダニとの闘いが終わりません。
そのため、ダニを殺したら布団に掃除機をかけて死骸を除去する、もしくは一度洗濯して洗い流してもう一度干すところまでやることが大切です。
また、ホコリや、食べ物のカス、皮脂など、ダニの餌になるものが床などに落ちているとまたすぐにダニが繁殖してしまいます。
ダニのいない生活のためにはめんどくさがらずにこまめに掃除して部屋の清潔感を保つこと、布団や服をマメに洗濯してダニのエサとなる皮脂や汗をそのままにしないことが重要です。
面倒くさがりやな人はアイテムを使う
上記の方法はなかなかにめんどくさいです。
ダニを殺すのもめんどくさいですし、殺した後に死骸を除去するのもめんどくさいです。
また、畳やカーペットなど、洗濯することが難しい場所に潜んでるダニは上記の方法では退治できません。
そういう人にオススメなのがダニ取りロボです。
ダニ取りロボはダニの研究をしている専門機関が開発したダニ退治のためのスーパーアイテムです。
このダニ取りロボの仕組みは、ダニの好物となる粉末の入った袋にダニを誘引袋の中でダニから水分を奪い、乾燥させて殺す。
退治したダニはそのまま袋の中に閉じ込められるので使用後は捨てるだけ、という非常にシンプルなものです。
使い方としては布団の下などにこのダニ取りロボを設置して放置するだけ。
これだけで数か月もすれば部屋中のダニがいなくなります。
まさに面倒くさがりやのためのアイテムですね。
ちなみに化学性殺虫成分を一切使用してないので小さなお子さんやペットのいる家庭でも安心して使えます。
ダニは子供のアトピーの原因になるので、家族の健康を守るためにもぜひ導入したいアイテムです。
ちなみにダニ取りシートは他にもありますが、ダニ取りロボは他のダニ取りシートと比較しても匂いが少なく、安全性が高い割に効果が高く、累計1千万個も売れている人気商品す。
まとめ
以上、ダニに噛まれてかゆい時の対処法を解説してきました。
おさらいするとダニに噛まれてかゆいときは
- 冷やすか温めるかしてかゆみを一次的に抑える
- 薬を塗って長期的にかゆみを抑える
という方法をとります。
オススメの市販薬はムヒアルファEX。
また、その後も放っておくとまたダニに噛まれてしまうので上記で説明したダニの弱点、熱と乾燥でダニを退治しましょう。
さらにダニ取りロボを設置して室内のダニを全滅させてしまえば完璧です。
もうかゆい思いをするのは御免ですもんね。
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