やばい!
リモコンにお湯かけちゃった!
やべくん。。なにやってるの。
いや、コーヒー淹れようと思ったら手が滑った。とりあえずティッシュ!
はいよ。
サンキュ。
えーっと、次はドライヤーで乾かせばいいの?
まぁそうだけどいろいろ注意点があるから説明するね。
オッケー。
はい、というわけで今回はリモコンが水没したときの対処法を解説します!
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リモコンが水没したらドライヤーで乾かせば復活する?
水没、というかお湯没したエアコンのリモコン。
すぐにティッシュで水気を拭き取ったのでそこまで甚大な水没はしてない状態。
ドライヤーで乾かせば復活するという意見が多数なのでさっそくドライヤーで乾かす方法を試しました。
水没したリモコンを乾かすときは手順と注意点があります。
リモコンを乾かす手順
- 電池を抜く
- ティッシュやタオルで水気を拭き取る
- ドライヤーで乾かす
- 日陰で自然乾燥させる
【注意点】
- 水没してしばらくはリモコンを操作しない
- ドライヤーで暖め過ぎない
①水没してしばらくはリモコンを操作しない
試しにスイッチを入れて動くかどうか確かめようとする人がいますが、これをやると電気回路がショートして完全に故障する可能性があるので絶対やらないようにしてください。
ショートって何?
一応大学時代電気電子工学科だった私がショートについてわかりやすく説明すると
水は電気を通しやすいです。
電気回路が水に浸ってる状態で電気が流れるとどうなると思いますか?
本来流れるべきところ以外にまで電気が流れてしまう可能性があります。
ちなみに電気回路には抵抗が存在し、電流をコントロールしています。
だから安全に電気が使えるわけです。
しかし電気回路以外の部分は抵抗とかなくて流れる電流のコントロールが効かないので大きな電流が流れてしまい、基板が壊れるなどの故障の原因になります。
最悪発火して火事に至ることもあります。
ってことでくれぐれも水没したときにリモコンのボタンを押すのはやめましょう。
そして水没してすぐに電池を抜きましょう。
ドライヤーで温め過ぎない
ドライヤーで乾かす際は温め過ぎに注意してください。
普通に触っててあつい!って思うような温度にしちゃうと逆に壊れます。
ドライヤーはリモコンから30~40cmくらい離した位置から使い、一カ所を集中して暖め過ぎることのないよう動かしながら温めるといいでしょう。
ドライヤーを使うと壊れるから使うなという意見もありますが、ドライヤーで温度上げた方が乾くまでのスピードが断然速くなるので温め過ぎに注意しさえすれば使った方がいいと思います。
で、私は実際にこの手順ですぐに電池を抜き、ティッシュで水気を拭き取り、ドライヤーで5分くらい乾かしたのち、半日後に電池を入れてリモコンのスイッチを入れた結果、無事にエアコンつきました。
まぁ私の場合、軽い水没だったので大丈夫だろうとは思ってましたが。
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リモコン水没の場面別の対処法
私の場合はお湯で、しかも軽くだったので大丈夫でしたがもっとひどい水没の場合の対処法もついでに調べたので書いておきますね。
水没がひどい場合
トイレに落としたとか、洗濯機で洗っちゃったとか、水没の中でもかなりひどい状態の場合にどうすべきか。
1. すぐに電池を抜いて徹底的に水気を拭き取る
電池をすぐ抜くのは一緒です。
抜いたらすぐにタオルかティッシュで徹底的に水気を拭き取ります。
その際の注意点として、振るのはよくないです。
変なところに水が入って故障の原因になります。
2. 入念にドライヤーを当てる
私は軽い水没だったのでドライヤーは5分程度しか使いませんでしたが、水没が酷い場合は10~20分くらい入念に当てましょう。
ただし、熱くなりすぎても壊れるので温風と冷風で休み休み当てるなど工夫しましょう。
3. シリカゲルなどの乾燥材を入れたジップロックに入れて3日放置
ドライヤーで乾燥させたあとはさらに乾燥させるために乾燥剤を使います。
お菓子などに入ってるシリカゲルを使うと安上がりです。
ない場合はネットか100円ショップで買えます。
水没がひどい場合でも案外これで復活するケースが多いようです。
分解できれば分解してから乾燥させた方がより確実
最近のリモコンはネジとかついてなくて簡単には分解できないようになってます。
でもツメの部分にマイナスドライバーを引っかけてこじ開ければ開けれるようです。
こうやって分解してからティッシュで水分を拭き取り、分解した状態で乾燥させた方がちゃんと中まで乾くのでより復活の可能性を上げれます。
水やお湯以外のもの(コーヒーやジュースなど)をこぼした場合
水やお湯以外のものをこぼしてしまった場合、単に乾かすだけでは直らない可能性があります。
乾いた後もリモコン内部に不純物が残り、電気の流れを邪魔してしまったりすることで故障の原因になるからです。
この場合できれば上の動画のようにリモコンを分解し、中を水で洗いましょう。
もちろんその前に電池を抜くことは絶対忘れずに。
洗った後は同じです。
乾かせば復活します。
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リモコン水没して直らなかった場合
ここまでリモコンが水没した時の対処法を解説しましたが、もし直らなかった場合はすでに回路がショートしてしまって修理不可の状態かもしれません。
この場合は買い替えるしかないです。
エアコンのリモコンはメーカー品だと3000円~7000円くらいするようです。
高いですねー。
でも汎用リモコンといういろんな機種のエアコンに対応してるリモコンだと500円くらいで買えたりします。
アマゾンで検索すると147円のものまでありました。
ちなみに私ももし復活しなかったらどうなってただろうと思って私が使ってるパナソニックの正規のリモコンの値段調べたら3,800円!
危ない危ない。
ネットで500円くらいの汎用リモコンを買う方法もありますが、やはりメーカー正規のリモコンの方が使いやすいでしょう。
でもさすがに4000円は高すぎるのでもし私が壊れた汎用リモコン買うことになりそうです。
まとめ
以上、リモコンが水没したときの復活方法について解説しました。
意外と簡単で
- 電池抜く
- ドライヤーで乾かす
- 自然乾燥を待つ
で復活することが多いようです。
ただし、電池を抜くのを忘れたり、水没した状態で使えるかどうか確かめるためにスイッチを入れたりしちゃダメですからね。
それさえ注意すればかなりの確率で復活するのでぜひ試してみてください。
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